日奉創発の会

日奉創発の会     Front  日奉精神とは  東総に宿る究極の精神 地図:縄文精神の伏流水  伊藤仁斎   海上山妙福寺

木々に囲まれての <想いの継続>

(The theory of cosmic resonance)

日奉族[平山系全国]活動地域[作成中]

 次会予定 既習項目 系譜 全国日奉部史料 会の名称 精神活動基線 最古で究極の精神構造 東日本大震災と日奉精神

 日本の精神 宇宙の意思 人類の未来精神を秘める北総 東洋精神の醸成 檜原村岩船地蔵と日奉精神 サヨナラに思う

水分子の意思とヤマトこころ 日本精神の脈動  天照大神の誕生と日奉精神  日奉創発の会 日本人の未来 日本人の心 雑感

日奉精神の発祥地 ノモンハン事件 東方性 菅原氏と日奉 塙台・玉浦・鏑木 日奉精神の自然観 入退院の想い 成田空港

香取海軍航空基地 伊能忠敬 大原幽学 檜原御霊神社 日野宮神社 九州日奉族 陸奥国府 霞ヶ浦 他田宮 一検校 日祭神社

 国民皆保険(1961)への遠くて細い道  一ノ谷 屋島 本因寺  桜島蟄居 甑島  筑紫野  大宰府 小城 壇ノ浦 桜木ァ斎 墨古沢遺跡

霞ヶ浦の雄 御所 宝鏡寺 二条城 三十三間堂 明治天皇山稜 古義堂 龍安寺 琵琶湖疏水 二尊院

椎葉村 宇宙と`こころ’ 分析知の侵入 五家荘

        《小茅堂》             

第二部≪時と人間≫の内容 geocitiesが廃止になって繋がりません。そのうち、本文に戻します。

東京の精神的基礎構造 縄文の伏流水 日奉精神 日野-桧原と共軛 多古-鏑木と共軛 日奉創発

人類の発展 多古の歴史 飯高檀林 銚子市史と古図 時空と人間1〜5  不受不施義 射日神事 日奉創発精神

 古代南太平洋 倭人がマダガスカルへ ベンガルの想い 源義経 ヤマモモと日本文明 日奉族のこころ 最古の精神

香取海軍航空基地 基地採土 戦闘機墜落 浅間山爆発 安政東海南海大地震 関東大震災 未来への道

 東海道旅日記-1〜6 伊能忠敬 朗生寺 大原幽学に思うこと ノモンハン  人は何を求めて生きるか 日奉思想と日蓮宗 

 横溢する自然 論理化 自然化 再論理化 再自然化 心の混乱 日本精神の至高性 宇宙と地上の日奉思想 東方の思座

Front-page  Introduction  Philosophy  

History of he Himatsuri Spirit (1),(2),(3)

東洋の果てに、人類の希望を求めて

◎現代社会があらゆる分野で行き詰まり状態にある原因は、私達が文明であると信奉しているここ約5千年来の価値観が余りにも論理に偏り過ぎているために、情報化・国際化(カオス要素の増加)の時代に入って現実[近代文明]と理想[自然との共生]との大きな乖離を体感し始めたことにある。

◎この問題は近代文明の枠内で思考したのでは解決出来ない根本的な難問である。西に向かって走っている暖かい列車〔近代文明〕の中で東〔理想〕に向かうべきであると説く識者は多数いるが、列車を降りて寒い小道を東に向かってトボトボと歩く聖人はほとんどいない。このままでは日本列島の街や野山に再び美しい光と風が巡ることはないのかも知れない。戦時中に威風堂々と整列した兵士への激励演説をしばしば聞かされた。「もののあわれを知れ」と何百回も諭された後にその難解な演説を聴いていた。しかし、兵士の背後に立つ栴檀の小枝が真夏の風に揺れている姿とその下での人間の営みを交互に眺めながら、「永遠と刹那」「真と仮」というようなことを考えることは出来た。

◎近代文明の中では、太平洋沿岸に住むモンゴロイド[日本人は別にして]は陽の当たらない地位に甘んじている。このことは、モンゴロイドが近代文明のアンバランス〔跛行性〕から距離を置いた精神を維持していることを示している。このため、近代文明の流れに乗っている西欧の人々から見るとモンゴロイドの生活は開発途上にあるように見えるけれども、実際は宇宙のあり方に近い、時と所に合った生き方をしているといえる。

◎私達一人一人が理想を追求するということは、モンゴロイドの歴史や社会を学んでその生き方の長所を真似すれば事足りるという様な単純な話ではない。個人を取り巻いている現代の科学的思考は途方もない進歩を遂げていて、日常生活のあらゆる要素に食い込んでいるために、一般の人間には論理的思考を超越して心の領域を広げてゆくことは殆ど不可能な状態になってしまっている。

◎幸いなことに、太陽系外の旅を考えるような天才の脳も、片田舎で草取りをしている老人の脳も、130億年といわれる宇宙の歴史を背負って現在と未来を分ける渚に立っている宇宙の意思体であることには変わりがないことだ。そうであるならば、知識や地位や金銭という人間の欲望に可能な限り距離を置いて、世界の先達の諸研究の成果に触れる会場に流れる光と風のハーモニーを感得することが、人間の存在にとって最も重要なことになる。それが空間の演出力〔創発〕であり、本来の宇宙の意思であり、人間の本来の営みなのだ。

〔事務局〕nippou@dance.ocn.ne.jp[件名を明確に、以外は自動削除]